ハーモニーベルによるストレスと緊張の開放と心身のリラックス

 
RFS研究所  

2011年07月19日

七夕月旬菓

京都にて、初夏に出逢ったお菓子たちを。

京都では、夏越の祓の日、6月30日に水無月を食べる。
水無月の三角は氷室から切り出された氷を表し、
小豆は、「目」を恐れると言われる「魔」を除けるという意味がある。

七夕月旬菓













葛の瑞々しさ、軽さは譬えようもなく。
毎年、この水無月を、西陣よりお届けくださる師匠に感謝。


7月1日からの1カ月、京都は祇園さん一色。
16日の宵山限定販売の「行者餅」
クレープのようなもっちりとした生地の中に、求肥と山椒の味噌餡。

七夕月旬菓















200年ほど前、疫病が流行った際、先祖の夢にあらわれた役行者のお告げにより、
作られはじめたというお菓子。
現在も、現役の山伏であるご主人が、大峰山で身を清めてから作り上げられるそう。


7月の和菓子会にて。
「おおしま」

七夕月旬菓















波照間の黒糖を使った葛に包まれた白餡。


「なでしこ」

七夕月旬菓















ういろう生地に包まれた白味噌餡。


過ぎた半年の事を思いつつ、葛のように心透かして。
日々、支えられている事への感謝をもって、心豊かに過ごせますように。

沼田智子



  

Posted by RFS研究所  at 18:21Comments(0)旧ブログ・空飛ぶノノ

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